マカオカジノIR運営大手サンズチャイナ、2025年1Qは減収減益に
- 2025/4/24 16:27
- カジノ・IR
マカオで複数のカジノIR(統合型リゾート)を運営するサンズチャイナは4月24日、今年第1四半期(2025年1〜3月)の業績速報を発表。
米国会計基準による同社の今年第1四半期の純収入は前年同時期から5.7%減の17.00億米ドル(日本円換算:約2424億円)、当期純利益は32.0%%減の2.02億米ドル(約288億円)、調整後プロパティEBITDAについては12.3%減の5.35億米ドル(約763億円)に。
サンズチャイナの親会社にあたるラスベガスサンズグループのロバート・ゴールドスタイン会長兼CEOは今回の業績発表にあたり、当四半期も引き続き戦略目標を実施し、マカオとシンガポールの両市場における資本投資プログラムを進めており、今後も業界をリードする成長機会の提供に注力するとした上、現在マカオでは市場の成長が鈍化しているが、ビジネス&レジャーデスティネーションとしての魅力をより高め、世界的なツーリズム中心地としての発展を支援するため、数十年にわたり投資を行ってきた当社のコミットメントが、将来の成長という点で優位性をもたらし、また自社の財務力と業界をリードするキャッシュフローがマカオ及びシンガポールにおける継続的な投資と資本支出プロジェクトをサポートできるとコメント。
