マカオの主要な空の玄関口、マカオ国際空港運営会社にあたる澳門國際機場專營股份有限公司（CAM）は4月25日、主にビジネスクラスを利用して出発する旅客を対象としたファストトラックを新設し、同月28日から運用を開始すると発表。

　ファストトラックは、出発フロア南側のM階に設けられ、制限エリアの航空会社ラウンジ等が並ぶフロアへ直接アクセスすることができる。ファストトラックのサービス時間は毎日午前10時から午後8時までとのこと。

　同社では、今回のファストトラックの新設について、空港サービス施設の改善による便利で快適な出発体験の提供に取り組む中、出発ピーク時間帯の保安検査場前における行列緩和策の一環としてと説明している。