マカオ当局、「五・一」労働節GWの出入境ピークを5月3日と予測…単日平均インバウンド旅客数は最大14万人見込む

 マカオにとって最大の旅客ソースとなる中国本土で5月1日から5日までが5連休(「五・一」労働節ゴールデンウィーク)となるほか、マカオと香港でも飛び石連休となるため、期間中、マカオの各イミグレーション施設ではボーダーを跨ぐ人流の急増が予想されている。

 4月28日午前、マカオと中国本土の間の主要な陸路の玄関口となる關閘イミグレーションで大型連休前恒例のマカオ政府複数部門による合同会見が行われた。

マカオと中国本土の間の主要な陸路の玄関口となる關閘イミグレーションの入境口の様子=2025年4月28日(写真:GCS)

 マカオ治安警察局によれば、5日間累計の出入境者数を延べ約340万〜350万人、単日平均にして延べ約68万〜70万人と予測しているとのこと。最も混雑するイミグレーション施設として關閘イミグレーションを挙げた。出入境のピーク予測は5月3日で、単日出入境者数は延べ約75〜80万人に達する可能性があるという。

 旅遊局では、5日間累計のインバウンド旅客数を延べ約63.4万〜70万人、単日平均にして延べ約12.7〜14万人に上る見込みを示した。

 なお、前年同時期のインバウンド旅客数は延べ60万4395人、単日平均にして延べ12万0879人で、当局予想の13万人に届かなかった。

マカオ政府の複数部門による会見の様子=2025年4月28日(写真:GCS)

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