4日、ギャラクシーエンタテインメントグループ(銀河娛樂集團)の事業10周年とギャラクシーマカオ3周年を祝う晩餐会がギャラクシーマカオで開催された。席上、フランシス・ルイ副会長はギャラクシーマカオ第2期プロジェクトの工事は順調に進んでおり、2015年中頃にもオープンする見通しとした。
第3、4期プロジェクトについてはノンゲーミング施設の充実に注力し、それぞれ2016、2018年の完成を目指すとのこと。また、2013年に買収したグランドワルドホテルについてはリニューアルを通じてイメージを一新し、マカオグルメストリートやレジデントショーを誘致する計画という。
今年(2014年)6月の月間カジノ売上が2009年以来初めて前年割れとなり、中でもVIPカジノ売上が2桁減となっている。同社のフランシス・ルイ副会長は4日、1、2か月のデータで業界の成長状況を語るのは難しく、中長期的にマカオの将来性に強い自信を持っているとコメント。今年10月からのマスゲーミングフロアの全面禁煙化については、ゲーミング業界として社会の要望に耳を傾けながら前に進んで行くとコメント。しかし、これがカジノ売上に及ぼす影響については言及しなかった。
この他、マカオの持続的発展に貢献する目的で、ギャラクシーエンタテインメントグループ慈善基金の設立が発表された。同グループが13億香港ドル(日本円換算:約171億円)を拠出するという。