マカオ観光物価指数対前年6.14%上昇―14年第2季
- 2014/7/15 19:18
- 産業・経済
マカオ政府統計調査局は7月15日、2014年第2季の観光物価指数が133.52ポイントとなり、前年同期比6.14%の上昇となったことを発表。ホテル宿泊費、飲食サービス費、ファッション及び土産価格の上昇が主要因。
指数上昇幅が大きかったのがホテル宿泊費(12.63%増)、衣類・履物(7.08%増)、食品・タバコ(5.39%)、飲食(5.36%増)。一方、雑貨価格指数は0.13%減となった。
今年第2季の観光物価指数は直前期と比較して7.29%上昇。第1季の旧正月休暇と比較して第2季のイースター休暇のホテル宿泊費、航空券代の上昇幅が小さかったことが要因。これにともない、宿泊と交通の価格指数が28.26%の大幅下落、通信価格指数が2.13%の下落となった。一方、夏物衣料とハンドバックの価格上昇に伴い、衣料・履物価格指数は8.33%上昇している。
今年第2季までの直近4期の観光物価平均指数は直前4期と比較して6.68%上昇。そのうち、宿泊が14.57%、食品・タバコが7.04%、衣類・履物が6.00%、飲食が5.63%とそれぞれ上昇が目立った。今年上半期の旅遊物価指数は前年同期比6.76%上昇。そのうち宿泊、食品・タバコ、衣類・履物価格指数はそれぞれ17.25%、5.51%、4.89%の上昇。