団体旅客数、客室稼働率とも好調維持―マカオ14年6月

マカオ政府統計調査局は7月30日、今年(2014年)6月の団体旅行客及びホテル客室稼働率統計を発表。同月マカオを訪れた団体ツアー客はのべ前年同月比15%増となるのべ90.8万人。ホテル客室稼働率は同4ポイント上昇の85%だった。日本からの団体客も復調を持続し、81%の大幅増となった。

2014年6月にマカオを訪れた団体ツアー客のべ90.8万人の主な出発地別内訳は下記の通り。
・中国本土:72.3万人 16.8%増(うち広東省24.4万人 12.5%増)
・台湾:5.9万人 31.5%増
・香港:3.6万人 10.4%増
・韓国:2.7万人 5.0%増
・日本:1.6万人 81.2%増

2014年上半期の累計団体ツアー客数は前年同期比16%増ののべ536.3万人。

マカオ全体で99軒のホテル(バジェットホテル含む、以下同)が今年6月末時点で提供する客室数は2.8万室となり、対前年1%減。うち、5つ星ホテルの客室は1.8万室で、全体に占める割合は66%。

2014年6月のホテル(バジェットホテル含む)客室稼働率は4ポイントの上昇となる85%、うち5つ星ホテルでは86%だった。一方、宿泊人数は4%減となるのべ88.3万人、うち5つ星ホテルの宿泊者が総数の59%を占めた。平均滞在日数は前年同水準の1.3泊。

今年上半期の累計ホテル宿泊ゲスト数は前年同期比1%増の530.1万人、平均客室稼働率は同6ポイント増の86%。

また、上半期の宿泊を伴う旅客に占めるホテル宿泊率は前年同期比2ポイント減の70%だった。

マカオ外港フェリーターミナル(資料)―本紙撮影

マカオ外港フェリーターミナル(資料)―本紙撮影

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