バス運転手が乗客に暴力、女性ケガ―マカオ
- 2014/8/19 8:46
- 社会・政治
8月17日夜、マカオの關閘バスターミナルで路線バスの運転手がバスを待っていた女性に暴力を振るい、ケガを負わせるトラブルが発生した。8月19日付の地元有力紙「澳門日報」の報道によると、事件を起こした運転手の所属する新時代バス社はすでに被害者に対して謝罪と慰問を行っており、事件については警察が詳しい捜査を進めているという。
被害者家族がSNS上で明らかにした事件の経緯報告によると、女性は關閘バスターミナルでバスを待っていたが、なかなかバスが来なかったため、近くを通った新時代バスの運転手に話しかけたところ、タクシーに乗れと言われたという。これが原因で口論となり、女性が携帯電話で話の内容を録音しようとしたところ、女性の胸部に頭突きをしてきたという。女性は胸部に裂傷を負った模様。SNSは多くの市民にシェアされ、被害者への支持が集まっている。
新時代バスによると、当該運転手はその後たいへん後悔しているといい、被害者とか族と面会して直接謝罪したい意向とのこと。同社では今回の事件を受け、再発防止に向けた従業員教育を徹底するとしている。