マカオのMICE市場好調―14年第2季

マカオ政府統計調査局は8月27日、今年(2014年)第2季にマカオで開催されたコンベンション・エキジビションに関する統計調査結果を発表。開催数は前年同期から1つ少ない227件だったが、総参加・入場者数は139%の大幅増となる52.2万人に上った。使用会場総面積は14.5万平米、平均会期は2.0日だった。

今年第2季に開催されたコンベンション数は209件、参加者は2.2万人で、大型コンベンション及び企業による会議の参加者が75%を占めた。エキジビション開催数は前年同期から10件増の18件、入場者数は前年同期比1.6倍となる50.0万人、平均会期は3.3日、エキジビション会場の総面積は6.7万平米に達した。

第2季に開催された16件のエキジビション主催者への調査によると、今年初開催が6件、前年同時期にも開催したものが6件あった。主催者のイベント開催に関わるフルタイムスタッフ数は合計208名。エキジビション主催者の収入は前年同期比104%増の7,176万パタカで、主な収入源としてブース貸出料が59%、マカオ政府またはその他機関からの補助金が38%を占めた。経費は102%増の5,308万パタカで、会場設営費が25%、宣伝・PR費が22%、宿泊及び飲食が19%を占めた。

エキジビション出展者数は953で、香港の業者が38%、マカオが32%を占めた。入場者のうち業界関係者は55,502名で、マカオからが49%、香港が23%。172のブース出展者への調査によると、商品販売売上が収入の86%、ブースレンタル費と設営費が支出の81%を占めたという。

アジア最大のゲーミング見本市「G2Eアジア2014」も第2季に開催され、日本勢の出展も目立った(資料)—本紙撮影

アジア最大のゲーミング見本市「G2Eアジア2014」も第2季に開催され、日本勢の出展も目立った(資料)—本紙撮影

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