違法売春行為で中国本土出身の女子6名検挙—マカオ治安警察
- 2014/9/23 8:59
- 社会・政治
マカオ治安警察局は9月22日、マカオ半島新口岸地区のホテル客室で違法な売春行為を行っていた中国本土出身の女6名を検挙したと発表。6名は同一のグループに所属しており、このうち2名はマカオで売春を行う女性の採用も担当も兼任していたという。警察ではグループの首脳及び残るメンバーの行方を追っている。
9月23日付地元有力紙「澳門日報」が報じた。四川省出身の30歳、重慶市出身の28歳の女の2名を違法売春行為及び売春管理、広西チワン族自治区、江西省、湖北省、陝西省出身の女4名を違法売春行為で検挙した。
9月22日夜、通報を受けた治安警察局の捜査員が新口岸地区にあるホテルの4つの客室で、違法売春を行っていた6名の女と3名の男性客を発見。警察で取り調べを行ったところ、女は友人からの紹介や交流サイトを通じて仕事の紹介を受けたという。マカオでセクシーな宣材写真の撮影を行う手配を受け、それを成人向けウェブサイトへ掲載することで客を集め、マカオのホテル客室で性的サービスを行うというもの。1回あたりの料金は700香港ドル(日本円換算:約9,800円)で、このうち3分の2を「上納」し、さらにホテル代として1日450香港ドル(約6,300円)を支払う必要があったという。