内需持続、マカオ8月消費者物価指数6.07%上昇
- 2014/9/23 9:12
- 産業・経済
マカオ政府統計調査局は9月22日、今年(2014年)8月の消費者物価指数を発表。総体消費者物価指数(CPI)は131.61となり、対前年6.07%の上昇。住宅費と外食費の上昇が主要因となっている。
前年同月との比較で最も上昇幅が顕著だった品目は住宅及び燃料費の12.04%、食品及び非アルコール飲料の5.93%、雑貨商品及びサービスの4.44%で、主に家賃、生鮮豚肉、フルーツ、外食費、美容サービス費の価格の上昇に伴うもの。一方、通信価格指数は0.17%下落。
今年8月のCPIは前月との比較で0.31%上昇。家賃及びLPG価格がアップしたことにより、住宅及び燃料価格指数が1.74%上昇。一方、ガソリン価格が下落に転じ、夏物衣料のセールが実施されたことから、交通及び衣料・履物価格指数はそれぞれ1.24%、0.92%の下落となった。
今年8月までの直近12ヶ月の消費者物価平均指数は直前期と比較して6.06%上昇。うち住宅及び燃料、食品及び非アルコール飲料、家庭設備及び用品価格指数がそれぞれ11.72%、6.40%、5.82%の目立った上昇。一方、通信価格指数は1.00%の下落だった。
今年1〜8月のCPIはそれぞれ前年同期比6.11%の上昇。