マカオの失業率、過去最良の1.7%を持続―14年6-8月就業調査
- 2014/9/27 9:35
- 産業・経済
マカオ政府統計調査局は9月26日、今年(2014年)6月~8月の就業調査結果を発表。失業率は1.7%、就業不足率は0.3%で、前回調査(2014年5~7月)と同水準。いずれも過去最良水準となる。
同時期の労働人口は39.55万人、労働力参加率は73.9%。このうち、総就業人数は38.87万人で、前回調査と比較して1,700人の増。業種別ではホテル及び飲食業就業者数が1,300人、ゲーミング(カジノ)業が700人のそれぞれ増だった。
失業人口は6,800人で前回調査から100人増。新卒者が大量に労働市場に参加するシーズンにあたり、初めての職探しをする新増労働力に占める失業人口は5.1ポイント上昇の23.1%となった。
昨年同期との比較では、労働参加率が1.1ポイント上昇、失業率が0.2ポイント、就業不足率が0.3ポイントのそれぞれ下落。