今夜から平場カジノ全面禁煙化、喫煙所設置は当初12施設のみ―マカオ

マカオのすべてのカジノのマスゲーミングフロア(平場)で今夜(10月6日)0時から全面禁煙化がスタートする。平場で喫煙可能な場所はフロア内に設置された喫煙所のみとなるが、工事中または審査待ちの施設もあるため、禁煙化初日から喫煙所を設置できるカジノは12施設にとどまる。

マカオ政府衛生局が10月4日に発表した資料によると、同日までに喫煙所の設置を申請したのは、マカオに40軒あるカジノのうち28軒で、喫煙所の数にして62か所分。しかしながら、すでに設置工事及び当局による審査をクリアし、平場全面禁煙化初日から喫煙所を運用できる施設は12軒にとどまる。残りの施設については、現在も喫煙所の設置工事中または審査待ちという。

なお、VIPカジノについては、従来通りの分煙を継続し、フロア面積の50%までの面積を喫煙ゾーンにすることが可能となる。

衛生局では、新喫煙法施行後3年目にあたる2015年に、成果の検証を行う予定で、あらためてカジノ内の禁煙施策について今後の方針を明確にするとのこと。

マカオのカジノ(写真はイメージ)―本誌撮影

マカオのカジノ(写真はイメージ)―本誌撮影

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