マカオ観光物価指数対前年4.89%上昇―14年第3季
- 2014/10/16 9:23
- 産業・経済
マカオ政府統計調査局は10月15日、2014年第3季の観光物価指数が135.14ポイントとなり、前年同期比4.89%の上昇となったことを発表。ホテル宿泊費、飲食サービス費、アパレル及びバックの価格上昇が主要因。
指数上昇幅が大きかったのが衣類・履物(8.85%増)、飲食(7.97%増)、ホテル宿泊費(6.29%増)。一方、交通及び通信価格指数は4.60%下落となった。
今年第3季の観光物価指数は直前期と比較して1.21%上昇、飲食とホテル宿泊価格指数はそれぞれ3.46%、3.29%上昇。夏期休暇シーズンのホテル宿泊費、飲食サービス費の上昇が主要因。一方、航空チケット価格と土産用食品の価格が下落、夏物衣料のセールがあったことなどに伴い、交通・通信、食品・タバコ・アルコール飲料、衣料・履物価格指数はそれぞれ1.36%、1.00%、0.66%の下落。
今年第3季までの直近4期の観光物価平均指数は直前4期と比較して6.19%上昇。このうち、宿泊が13.61%、衣類・履物が5.88%、飲食が5.86%、食品・タバコ・アルコール飲料が5.70%とそれぞれ上昇が目立った。今年1〜3季の旅遊物価指数は前年同期比6.14%上昇。このうち宿泊、衣類・履物、食品・タバコ・アルコール飲料価格指数はそれぞれ13.72%、6.21%、5.65%の上昇。