13年マカオホテル業調査発表、従業員4万人、売上15%増
- 2014/10/22 8:19
- 産業・経済
マカオ政府統計調査局は10月21日、2013年マカオホテル業調査結果を発表。同年のマカオのホテル数は100軒で、うち67軒がホテル、33軒がバジェットホテル。従業員数は前年比1%増の39,909人となり、このうち28軒ある五ツ星ホテルの従業員が全体の80%を占めた。
ホテル業の売上は15%増となる253.0億パタカ(日本円換算:約3,363億円)で、このうち外地からの売上が全体の18%を占める46.0億パタカ(約611億円)。客室数及び宿泊ゲスト数の増加に伴い、宿泊料収入は17%増の119.4億パタカ(約1,587億円)、このうち五ツ星ホテルによるものが79%を占めた。料飲部門及びスペース貸しによる売上はそれぞれ14%増の55.8億パタカ(約742億円)、23%増の47.1億パタカ(約626億円)。ネット予約の普及に伴い、ネット事業による売上は45%増の5.7億パタカ(約76億円)となった。
ホテル業の支出は10%増の215.4億パタカで、このうち対外支出が全体の13%を占める28.8億パタカ(約2,863億円)。営業経費は15%増の103.3億パタカ(約1,373億円)、従業員給与支出が5%増の81.8億パタカ(約1,087億円)、購買及びコミッション支払いが11%増の30.2億パタカ(約401億円)。この他、減価償却、利息、非営業経費などが10%増の78.5億パタカ(約1,043億円)。
ホテル業の経済貢献付加価値総額は17%上昇の121.5億パタカ(約1,615億円)。2013年は新規ホテルの開業がなかったことから、固定資本形成総額は73%減の22.6億パタカ(約300億円)。