マカオ検察院、連続窃盗被疑者の韓国籍の男を拘置
- 2014/10/28 18:33
- カジノ・IR
マカオ検察院は10月28日、8月16日にマカオのカジノ内で発生した窃盗事件の被疑者に対する初歩調査を終え、連続窃盗への関与が強く疑われることから、裁判所に拘置等強制措置を求める提案を行い、捜査を継続するため事案を警察当局に差し戻したことを明らかにした。
検察院の発表によると、被疑者は韓国籍の男。今年(2014年)8月16日にカジノ内を徘徊し、ゲームに熱中していた客のカバンの中からゲーミングチップ及び香港ドルの現金、合計310万香港ドル(日本円換算:約4,318万円)相当を盗んだ疑い。警察当局は監視カメラの映像などから被疑者を割り出し、逮捕。被疑者は窃盗の事実を認める供述をしているという。
検察院では、取り調べを通じて被疑者が別の窃盗事件にも関わっている疑いが強まったことから、拘置に踏み切ったとしている。