ウィンマカオQ3減収減益—マス好調もVIP不振響く
- 2014/10/30 8:59
- 産業・経済
ウィンマカオの親会社にあたる米ウィンリゾートは10月28日、今年(2014年)第3季の決算を行った。ウィンマカオの株主帰属利益は前年同期比8.21%減の2.21億米ドル(日本円換算:約240.85億円)、売上高は5.6%減の9.423億米ドル(約1,026.92億円)だった。
調整後プロパティEBITDAは1.1%減の3.291億米ドル(約358.65億円)、VIPカジノのテーブルゲーム売上は17.4%減の251億米ドル(約2兆7,341億円)、マスゲーミング(平場)のテーブルゲームウィンは36.4%増の3.272億米ドル(約356.42億円)。
ウィンリゾーツの第3季売上高は前年同期の13.9億米ドル(約1,514.13億円)から13.7億米ドル(約1,492.34億円)に下落。ラスベガス部門の売上高は9%増だったものの、マカオ部門が5.6%減となったことが響いた。調整後EBITDAは5.3%増の4.588億米ドル(約499.77億円)。
ウィンマカオはコタイ地区で新リゾート施設、ウィンパレスの建設を進めている。プロジェクト総予算は41億米ドルで、2016年上半期開業予定。今年第3季までの累計投資額は14億米ドル(約4,466.13億円)。