マカオ国際空港のビジネス機発着回数、25%増の年間2500回見込む
- 2014/11/8 9:26
- 産業・経済
11月7日、マカオビジネスアビーションエキジビション(澳門公務機展)の首脳フォーラムがヴェネチアンマカオで開催された。登壇したマカオ国際空港運営会社取締役のチュイ・グアン(崔光)氏によると、今年(2014年)1月から10月までの同空港のビジネス機発着回数は2161回となり、通年で前年比25%増となる2500回になる見通しを明かした。
マカオ国際空港では今後もビジネス機市場の成長が続くと見込んでいるという。ビジネス機用の格納庫の新設工事も進めており、来年(2015年)3月に完成、運用開始を予定している。
マカオ国際空港は大型IR(統合型リゾート)施設が建ち並ぶコタイ地区に隣接しており、車で5分程度の距離。
統計によると、2013年の日本の空港全体のビジネス機発着回数は前年比19.6%の1万3071回。このうち、羽田空港が28.5%増の2303回、成田空港が14.3%増の784回。

マカオ国際空港(資料)=マカオ・タイパ島―本紙撮影