ベッカム氏、マカオ・コタイ地区のモール開幕式に登場
- 2014/11/9 10:15
- 産業・経済
サッカー元イングランド代表のデビッド・ベッカム氏が11月8日にマカオを訪れ、コタイ地区の複合リゾート施設、ザ・プラザ内にリニューアルオープンしたラグジュアリーショッピングモール「ショップス・アット・フォーシーズンズ(四季名店)」の開幕イベントに出演した。
ベッカム氏とザ・プラザの親会社にあたる米ラスベガスサンズグループは昨年(2013年)11月、アジア事業におけるパートナーシップ契約を締結しており、グループ傘下のマカオ及びシンガポールの複合リゾートに関する広報活動や、現地の社会福祉活動を共同で推進している。
ラスベガスサンズグループでは、アジア地域で抜群の知名度と人気を誇るベッカム氏を起用し、アジアにおけるエンタテインメント事業の拡大、地域社会への貢献をアピールしたい意向がある。
ショップス・アット・フォーシーズンズは2007年の開業。今回のリニューアルでは約1億香港ドル(日本円換算:約14.8億円)をかけてエスカレーター設置位置の変更などを行い、モールのフロア面積は3万9000平方フィート(約3623平米)拡大し、26万平方フィート(約2万4155平米)となった。モールには世界各地のハイエンドブランドを中心に140店舗が入居する。ラスベガスサンズグループのグローバルリテール部門担当のシルヴェスター副総裁によると、リニューアル時点でのショップス・アット・フォーシーズンズの売上高は1平方フィートあたり5500米ドル(約63万円)=1平米あたり5万9180米ドル(約678万円)となり、世界最高の営業成績を誇るショッピングモールだと胸を張る。
開幕式で挨拶を行ったベッカム氏は、ショップス・アット・フォーシーズンズについて、世界で最も成功しているラグジュアリーショッピングモールをぜひ一度訪れてみてほしいとPR。また、マカオについては、マカオ人はフレンドリーで、食事も美味しいものばかり、街の変化も早いので、毎度のマカオ訪問が楽しみだと語った。