7機構に分配 マカオ大旧校舎跡地 高等教育機関と政府部門に

マカオ最大の総合公立大学マカオ大学が今学期から横琴新区の新キャンパスへ移転したのに伴い、タイパ島の旧キャンパスの跡地(約14万平米)利用に社会の関心が集まっていた。

マカオ政府は11月14日、マカオ大旧キャンパスの跡地利用に関する記者会見を行い、既存施設を7つの高等教育機関及び政府機関に分配することを発表した。

分配面積は下記の通り。
・マカオ理工学院(公立):3万8108平米
・マカオシティ大学(私立):3万7644平米
・マカオ旅遊学院(公立):2万2028平米
・マカオ大学(公立):2万1033平米
・行政公職局(政府):1万4506平米
・体育発展局(政府):5631平米
・交通事務局(政府):駐車場

マカオ政府によると、分配先の公立高等教育機関及び政府については期限を設定しない無償貸与だが、私立のマカオシティ大学からはテナント料を徴収するという。テナント料の金額及び契約条件については協議の上で決定する。

各高等教育機関は、新たに獲得した施設をサテライト教室や学生用寄宿舎として、政府行政公職局は公務員の研修センターとしてそれぞれ活用したい意向という。

マカオ政府によるマカオ大旧校舎の跡地利用に関する記者会見=11月14日、マカオ(写真提供:GCS)

マカオ政府によるマカオ大旧校舎の跡地利用に関する記者会見=11月14日、マカオ(写真提供:GCS)

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