21歳美女レーサーに注目集まる 世界最高峰F3マカオGPに31年ぶり女性参戦
- 2014/11/15 20:54
- ツーリズム
マカオにとって年に一度のモータースポーツの祭典となる「サンシティグループ第61回マカオグランプリ」が11月13日に開幕した。週末にあたる今日(15日)、明日(16日)が決勝レース開催日となっており、マカオの街はグランプリムード一色の盛り上がりをみせている。
グランプリの見どころは多数あるが、今回、最も注目を集める存在となっているのが、世界最高峰とも称されるマカオグランプリのメインレース「F3マカオグランプリ」に参戦している美女レーサー、タチアナ・カルデロン選手だ。コロンビア出身の21歳で、近年はヨーロッパを中心に活動している。マカオグランプリに女性レーサーが出場するのは、アイルトン・セナが優勝した1983年のキャシー・ミューラー選手以来、実に31年ぶりとなる。
今日午後行われた予選レース(10周)の後、ピットエリアへカルデロン選手を訪ねた。マカオグランプリについての印象は「ギアサーキットは難コースと聞いていたけど、特に松山エリアが難しく、絶対にミスが許されない」とのこと。午後のレースでは、前日から順位を上げ、16位につけた。「今大会では、私が唯一の女性ドライバー。女性を代表して好成績を目指したい」とし、明日の決勝レースでは「10位以内を目指す!」と意気込みを語ってくれた。
取材を終え、ピットエリアを移動中、カルデロン選手の周囲には、多くのメディアやファンが集まった。ファンとの記念撮影にも気さくに応じ、笑顔でひとりひとり丁寧に対応する姿が印象に残った。明日の決勝での活躍に期待したい。