米国ニューヨークに拠点を置く中国株及び中国経済専門のリサーチ会社JLウォーレンキャピタルが2015年マカオのカジノ売上が前年比8〜11%減との予測を発表した。マカオの英字月間経済誌「マカオビジネス」が12月9日付電子版で報じた。
JLウォーレンキャピタルの予測によると、2015年のマカオのカジノ売上は1日あたり平均で8.2億〜8.5億パタカ(日本円換算:約123〜128億円)程度になると予測している。中国本土の長期休暇シーズンとなる旧正月のある2月は40%、国慶節のある10月は20%のそれぞれ上乗せがあるだろうとした。
なお、今年(2014年)12月の1日平均については、8.1億パタカ(約122億円)と予想している。月次にすると251.1億パタカ(約3770億円)となり、前年実績の334.6億パタカ(約5020億円)から25%の大幅な下落となる。