日本のアミューズメント大手セガサミーホールディングスと韓国のカジノ大手パラダイスグループが韓国ソウル近郊の仁川国際空港近くで共同開発を行うカジノ付きIR(統合型リゾート)施設「パラダイス・シティ」が、マカオのカジノ大手SJMホールディングスに対してカジノの共同運営への参画を打診したという。
マカオの月刊英字経済誌「マカオビジネス」がブルームバーグの報道を引用して伝えた。
「パラダイス・シティ」は、韓国初の本格的なカジノ付きIR施設として開発が進められている。第1期として外国人専用カジノを含むリゾート施設を2017年前半、第2期として異なるパートナーシップによる運営の別のカジノ施設を2018年初期にオープンさせる計画という。
SJMグループはマカオでグランドリスボアなど複数のカジノ施設を運営しており、マカオのカジノ市場でトップシェアを誇る。マカオの大型IR施設集積エリア、コタイ地区で大型IR施設「リスボア・パレス」の開発を進めている。