マカオの調査機関、ユニオン・ゲーミング・リサーチ・マカオが今年1月のマカオの月間カジノ売上を前年同月比13-17%減となる240-250億パタカ(日本円換算:3580-3730億円)になるとの見通しを発表した。
マカオの月刊英字経済誌「マカオビジネス」が1月7日の電子版で報じた。ユニオン・ゲーミング・リサーチ・マカオによると、今年第1四半期のカジノ売上は前年同期比25%減を超える可能性もあるとしている。マカオのカジノ売上は昨年ン(2014年)6月から12月まで7ヶ月連続で前年割れを続けているが、マスゲーミング(平場)部門、VIPカジノ部門ともに直近のトレンドから大きな変化は見られないとのこと。なお、今年の年間カジノ売上については、4%減と予測している。
昨年のマカオのカジノ売上は前年比2.6%減の3515億2100万パタカ(約5兆2500億円)。マカオでは、今年下半期から新規カジノのオープンラッシュが始まる予定。