マカオのカジノ運営6社の一角、ギャラクシーエンターテインメント社は1月23日、同社がマカオのIR(統合型リゾート)集積地区のコタイ地区で開発を進めてきた「ギャラクシーマカオ」第2期拡張部分について、今年(2015年)5月27日開業予定であることを発表した。
ギャラクシーマカオは2011年5月に開業済み。ギャラクシーマカオ第2期には、ギャラクシーマカオの隣接地にあり、ギャラクシーエンターテインメント社が先に買収を完了したグランドワルドホテル部分も含み、大規模リニューアルを経て「ザ・ブロードウェイ・アット・ギャラクシーマカオ」として同時オープンを予定している。今回の第2期拡張部分の開業後、面積は従来のおよそ2倍にあたる110万平方メートルとなる。
拡張部分にはリッツカールトンマカオ、JWマリオットホテルマカオ、ブロードウェイホテルの3ホテルが入り、既存のバンヤンツリーマカオ、ホテルオークラマカオ、ギャラクシーホテルを含む合計ホテル客室数は4000室となる。この他、カジノ、200店舗規模のショッピングプロムナード、120店の飲食施設、3000席のシアター、世界最大のスカイトッププールなどのレジャー・エンターテインメント施設などが入る。
なお、カジノフロアも拡張となる見通しだが、具体的なゲーミング(カジノ)テーブル数、スロットマシン台数については、言及されていない。