中国・北京の故宮博物院、入場制限導入検討=1日あたり最大8万人
- 2015/1/28 13:53
- 香港・大湾区
中国・北京の観光名所として知られる故宮博物院(紫禁城)が1日あたり最大8万人とする入場制限の導入を計画していることが明らかになった。
マカオの政府系放送局TDMが1月27日夜のラジオニュースで新華社電を引用して報じた。故宮博物院を訪れる観光客数は年々増加しており、混雑による人、文化財、収蔵品に対するセキュリティリスクが懸念されているという。なお、昨年(2014年)実績で、1日あたり入場者数が8万人を上回った日は42日あったとのこと。
入場制限の実施を計画するに至った背景には、昨年大晦日に上海の観光名所の外灘(バンド)で発生した将棋倒し事故の影響もあるという。