台湾・復興航空の事故機、引き渡し時にマカオでエンジン交換
- 2015/2/4 20:37
- 社会・政治
2月4日に台湾・台北の松山空港を離陸後間もなく墜落した復興(トランスアジア)航空のATR72型機について、過去にマカオで第1エンジンを交換していたことが明らかになった。
マカオの政府系放送局TDMが同日夜のラジオニュースで台湾・東森新聞網の報道を引用して報じた。復興航空メンテナンス部門の王正忠主任によると、事故機は昨年(2014年)4月にフランスで製造が完了した新造機で、マカオを経由して台湾の同社に納品された際、当地でエンジンの交換を行い、故障した部品は調査のため送り返したという。また、第1エンジンの飛行時間は800時間、第2エンジンは1000時間超で、比較的新しいものだとした。
マカオ民航局では、事故機のエンジンをマカオで交換していたとする報道について、2月5日にも回答をするとしている。
事故原因について、第1エンジンのトラブルによるものとする報道もある。