マカオの携帯キャリア、CTMがシェア44%で首位キープ=14年

マカオの総合通信事業社CTM(澳門電訊)の親会社にあたるシティック・インターナショナル(中信国際電訊)が先に発表した2014年通期の決算内容によると、CTMの携帯電話契約数は81万回線、市場占有率は44%だったという。シェアの座をキープした。

マカオの日刊紙「澳門日報」が2月15日付紙面で報じた。ブロードバンド、携帯電話ともに収入増となり、モバイル事業とインターネット事業の売上高は約2.1増。一方、固定電話事業の収入は3.5%減となった。

CTMは第4世代携帯電話(4G)事業免許に応札しており、今年(2015年)第1四半期にも結果が公表される予定。今回の決算発表においても、すでに4Gサービス開始に向けた準備を進めていることを明らかにした。

CTMは1981年に当時のマカオ政庁と英国ケーブルアンドワイヤレス(C&W)により設立された総合通信企業。以前はポルトガルテレコムなども主要株主に名を連ねていたが、現在はシティック・インターナショナルが大半の株を保有する。

マカオ市街にあるCTMの支店(資料)—本紙撮影

マカオ市街にあるCTMの支店(資料)—本紙撮影

関連記事

最近の記事

  1.  マカオ治安警察局は4月9日、マカオ半島北西部の筷子基(ファイチーケイ)エリアの路上で女子高校生(…
  2.  マカオ政府衛生局(SSM)は4月10日午後7時すぎ、同日マカオ域内で新たに輸入性デング熱感染を1…
  3.  マカオ治安警察局は4月9日、コタイ地区にある統合型リゾート(IR)併設カジノのトイレで拾ったゲー…
  4.  このほどマカオ科学館が公表した昨年(2024年)の年次報告によれば、昨年の入館者数が前年から8.…
  5.  マカオ治安警察局では、自動車の運転者と歩行者の安全を確保するため、マカオ境内の各所でキックボード…

ピックアップ記事

  1.  マカオのマカオ半島側とタイパ島を結ぶ4番目の跨海大橋となる「マカオ大橋(澳門大橋/Ponte M…
  2.  仏ミシュラン社は3月13日、香港・マカオでも高い知名度と信頼性を誇る人気グルメガイド「ミシュラン…
  3.  マカオの新交通システム「マカオLRT(Light Rapid Transit)」の新線「横琴線(…
  4.  マカオで統合型リゾート(IR)を運営するサンズチャイナと米国のホテル大手マリオットインターナショ…

注目記事

  1.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  2.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  3.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  4.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  5.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2025年4月号
(vol.142)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun