中国広東省、違法賭博に絡む逮捕者1万2千人=14年
- 2015/2/23 18:34
- 香港・大湾区
昨年(2014年)、中国広東省の警察当局が違法賭博に対する摘発を強化したことに伴い、地下カジノや無許可のロト(宝くじ)などを運営していた大型組織が次々と解体に追い込まれたという。
マカオの日刊紙「澳門日報」が2月23日付紙面で広東省公安庁筋の情報として報じた内容によると、昨年、広東省警察当局が摘発した違法賭博に絡む刑事事件は6300件、拘留者は2万800人、逮捕者は1万2000人に上ったという。
摘発を受けた大型組織の中には、マカオ顔負けの本格的なカジノ施設運営をしていたものもあったとされる。
広東省の面積は17万9800平方キロメートルで、中国の省では15番目の広さ、日本のおよそ半分にあたる。人口は約1億人で、中国全省一。珠海市とマカオ、シンセン市と香港はそれぞれ陸続きで接している。