マカオ政府の財政黒字3割縮小、カジノ低迷で=15年1-2月累計
- 2015/3/18 10:11
- 産業・経済
マカオのカジノ売上が昨年(2014年)6月から今年(2015年)2月まで9ヶ月連続で前年割れとなっている。マカオ政府の歳入のおよそ8割をカジノ税が占めることから、財政への影響も懸念されている。
マカオの英字日刊紙「マカオビジネスデイリー」が3月16日付紙面で報じた内容によると、
マカオ政府の今年(2015年)1-2月累計財政黒字が前年同期比29.8パーセント減となる157.6億パタカ(日本円換算:約2391億円)にとどまっているという。主要因はカジノ売上低迷によるカジノ税の減少とのこと。
しかしながら、マカオ政府では通年の財政黒字を518.6億パタカ(約7868億円)と見込んでいることから、現在のペースでも十分に目標をクリアできる見通し。