マカオのカジノ、ゲーミングテーブル・スロットマシンとも台数減=第1四半期

マカオのカジノ監理当局にあたる博彩監察協調局は4月17日、今年(2015年)第1四半期のカジノ統計を発表。ゲーミングテーブルは前年末から81台減の5630台、スロットマシンは同330台減の1万2688台となった。

カジノ売上の大半を占めるバカラ及びVIPバカラの売上は昨年第4四半期から18%減の376.7億パタカ(日本円換算:約5602億円)だった。カジノ売上全体に占めるバカラの割合も58%にまで低下している。バカラに次いで売上規模が大きかったのはスロットマシンの29.1億パタカ(約433億円)、シックボー(大小)の16.1億パタカ(約239億円)。

なお、カジノ施設数は35軒で、2012年以降変動なし。

【資料】マカオの2015年月次カジノ売上(カッコ内は前年同月比)
・1月:237.48億パタカ=約3537億円(17.4%減)
・2月:195.42億パタカ=約2910億円(48.6%減)
・3月:214.87億パタカ=約3200億円(39.4%減)
>1〜3月累計:647.77億パタカ=約9647億円(36.6%減)
※データ出典:マカオ政府博彩監察協調局

カジノチップとバカラのゲーミングテーブルのイメージ(資料)—本紙撮影

カジノチップとバカラのゲーミングテーブルのイメージ(資料)—本紙撮影

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