農暦新年(旧正月)

  • 2024/1/3 10:39

イベント詳細


日本で旧正月と呼ばれる農暦の新年(いわゆる春節)。2024年(干支は「甲辰(きのえ・たつ)」)の春節(農暦における年の始まり「初一」)は2月10日で、三が日にあたる10~12日の初一、二、三日がパブリックホリデーとなる。また、例年”大晦日”(2月9日)は午後半休というところも多い。

マカオでは春節を盛大に祝う習慣が強い。クリスマスと西暦の新年が過ぎると、早々に春節に向けた準備がスタート。赤や黄色の派手な装飾で街が彩られる。農暦の大晦日に生花や縁起ものを買い、春節の未明から寺院へ初詣に出かけるといったところは日本と共通。春節の朝には聖ポール天主堂跡前の広場や媽閣廟でドラゴンダンスのパフォーマンスが行われるなど、街はお祭りムード一色に。日本で「おあけましておめでとう」にあたる正月の挨拶はよく知られた「新年快樂(サンネンファイロッ)」のほか、「恭喜發財(コンヘイファッチョイ)」や「身體健康(サンタイギンホン)」などがある。マカオにも「お年玉」にあたる「紅包(ホンパオ)」(「利是(ライシー)」とも呼ばれる)を配る習慣があり、家族内だけではなく企業、取引先などでもやり取りされる。

春節は地元マカオ人にとって非常に大切なイベント。日本と大きく違う習慣のため、マカオへ出張や赴任する際、現地スタッフや取引先とのコミュニケーションを円滑にするため、事前に情報収集しておくことがベター。

農曆新年
Chinese New Year (Lunar New Year)

・日程:2024年2月10〜12日
・参考リンク:マカオ政府旅遊局

世界遺産・セナド広場を巡る巨大金龍(資料)=2023年1月22日(写真:GCS)

イベントカレンダートップへ戻る

最近の記事

  1.  マカオ・コタイ地区にある複合リゾート施設「リスボエタマカオ(澳門葡京人)」運営会社は12月19日…
  2.  マカオ政府文化局(ICM)は12月18日、同月25日午後6時及び午後7時(いずれも現地時間)にマ…
  3.  中国の習近平国家主席がマカオ返還記念25周年に合わせ、12月18日から20日まで3日間にわたって…
  4.  マカオ政府統計・センサス局が12月19日に公表した資料によれば、今年(2024年)11月の総合消…
  5.  マカオにとって、きょう(12月20日)は返還記念日にあたる。1999年12月20日にマカオがポル…

ピックアップ記事

  1.  マカオで統合型リゾート(IR)を運営するサンズチャイナと米国のホテル大手マリオットインターナショ…
  2.  マカオのマカオ半島側とタイパ島を結ぶ4番目の跨海大橋となる「マカオ大橋(澳門大橋/Ponte M…
  3.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  4.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…
  5.  マカオの新交通システム「マカオLRT(Light Rapid Transit)」の新線「横琴線(…

注目記事

  1.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  2.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  3.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  4.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  5.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年12月号
(vol.138)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun