マカオの世界遺産・聖ポール天主堂跡壁面の銅像、約400年来初の修復に着手=フランシスコ・ザビエル像など
- 2017/11/8 18:39
- ツーリズム
マカオ政府文化局(ICM)は11月7日、マカオ半島の旧市街地にある世界遺産・聖ポール天主堂跡の壁面に設置されている7体の銅像について、今月(2017年11月)中旬から来年にかけて修復を行うことを発表した。
銅像の修復はおよそ400年前に建物が完成してから初めてのことになるという。第1段階として、今月中旬からいずれもカトリック・イエズス会のアロイシウス・ゴンザーガ像とフランシスコ・ザビエル像の2体の修復に着手し、作業は聖ポール天主堂跡の敷地内に設置する仮設アトリエで実施するとのこと。
文化局では、修復の理由について、鳥のフンによる影響で腐食が進んだためとし、修復作業完了後は防鳥ネットを設置するなど、対策を考慮するとしている。