マカオの新IR「MGMコタイ」開業延期…1月29日から2月中に

マカオ・コタイ地区で大型カジノIR(統合型リゾート)「MGMコタイ(中国語表記:美獅美高梅)」の開発を進めるMGMチャイナ社は1月25日、これまで同月29日としていた同施設の開業予定日を2月中に延期すると発表した。

延期の理由については、開業に必要なライセンス手続きのためとのこと。なお、プロジェクト総予算は270億香港ドル(日本円換算:約3786億円)で据え置くとした。

MGMコタイをめぐっては、マカオ政府経済財政庁のライオネル・リョン(梁維特)長官が前日(1月24日)にゲーミング(カジノ)テーブルを125台、スロットマシン台を900台新規割当したことを明らかにしたばかり。

MGMチャイナホールディングスがこれまでに発表した情報を総合すると、MGMコタイの敷地面積は約400万平方フィート(約3万7612平米)で、カジノ、多目的シアター、1400室規模のホテル、コンベンション施設、スパ、リテールショップ、料飲施設などで構成され、コタイ地区における宝石箱をイメージしたという外観デザインが特徴。純金24Kの金箔3万2千枚を使った高さ11メートル、重さ11トンという巨大なライオン像を設置することでも話題となっている。

MGMチャイナが開発を進める新IR施設「MGMコタイ」(資料)=マカオ・コタイ地区、2016年11月-本紙撮影

MGMチャイナが開発を進める新IR施設「MGMコタイ」(資料)=マカオ・コタイ地区、2016年11月-本紙撮影

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