マカオの世界遺産「聖ドミニコ教会」が修復工事のため約4ヶ月間一般公開中止…併設の博物館は通常通り

大航海時代以来、東洋と西洋を結ぶ貿易港として栄えたマカオ。東西文化がミックスしたエキゾチックな町並みが残るマカオ半島の歴史市街地区には、ユネスコ世界文化遺産リストに登録されている建物と広場が30ヵ所存在する。

マカオ政府文化局(ICM)は7月9日、世界遺産「聖ドミニコ教会」について、内部の壁面及び柱のメンテナンスが必要となったことを受けて修復工事を実施するため、同月27日から工事終了予定となる11月末までのおよそ4ヶ月間に渡って一般公開を中止すると発表。なお、教会に併設するカトリック芸術品などを展示する博物館「聖物寶庫」については、通常通りオープン(午前10時〜午後6時)するとのこと。

マカオの世界遺産「聖ドミニコ教会」(写真:ICM)

マカオの世界遺産「聖ドミニコ教会」(写真:ICM)

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