マカオの大型国際カジノ見本市「MGSエンターテイメントショー2019」開催概要発表…7年連続7回目
- 2019/10/2 9:29
- カジノ・IR
このほど、マカオで毎年秋に開催される大型国際カジノ見本市「MGSエンターテイメントショー2019」の開催概要記者会見が開催された。
MGSエンターテイメントショーは地元マカオのゲーミング(カジノ)機器製造業者の組合にあたる澳門娯楽設備廠商会(MGEMA)の主催で2013年にスタート。前回からMGEMAに加え、ナンコンカルチャー&クリエイティビティインダストリー社、チャイナナショナルマシナリーインダストリーインターナショナル社の共催となった。今年で7年連続7回目の開催となり、会期は11月12日から14日までの3日間、会場はこれまでと同じコタイ地区の大型IRヴェネチアンマカオ併設のコタイエキスポホールA・B館を予定している。
MGSエンターテイメントショーには、スロットマシンメーカー及び関連機器やシステム、ゲーミングチップやプレイングカード(トランプ)などのカジノ用品、VIPルームなどを運営するカジノ仲介業者といったゲーミング(カジノ)関連業界のほか、Eスポーツ、IT、ショービジネス、飲食、サービス、家具、環境、メディア、クリエイティブ・カルチャー、カジノ関連学科やディーラー養成コースを持つ教育機関まで、世界各地から幅広い企業・団体などが出展。また、併設会場でアジアのゲーミング業界の最新動向をテーマにしたセミナーやパネルディスカッションも行われ、アジアのゲーミング業界における最新トレンドやキーパーソンが一堂に会する情報及び人材ハブ機能も果たしている。
マカオは世界最大のカジノ売上を誇る都市として知られるが、マカオで大型IRを展開するローカル系及び海外系の複数のIR運営事業者が新たな商機を求めて日本進出意向を示すほか、マカオ政府や地元メディアも含めて同一地域におけるライバルとなる日本版IRの動向に関する注目度は非常に高い。昨年はセミナー会場で日本版IRをテーマにした講演やパネルディスカッションを複数開催し、大きな注目を浴びた。今年のセミナー会場のスケジュールは現時点で未発表だが、今年も日本版IRに関連するキーパーソンの招聘が期待される。
このほか、エキジビションホールにも日系のスロットマシンメーカーやカジノ用品メーカーなどが複数出展予定とのこと。