マカオ国際空港、出発ロビーに充電スポットを増設

 マカオ国際空港運営会社にあたるCAMは10月3日、出発ロビー(制限エリア)の椅子にスマートフォン等の充電スポットを増設したと発表。

 空港のユーザーサービス向上の一環として今夏から整備してきたもので、出発ロビーにある椅子のうち440席をカバーするとのこと。

 このほか、7番ゲートと9番ゲート近くにスマートフォン充電ステーション、出発階と到着階にある柱にも個人用電子デバイスの充電に利用できる電源を用意しているとした。

  マカオ国際空港はタイパ島の北東部にあり、ポルトガル統治時代の1995年に開港した。現在は東北及び東南アジアとの短距離路線が主で、LCCの誘致に積極的なことでも知られる。日本との間の定期便については、マカオ航空が東京(成田)に1日2往復、大阪(関西)に1日1往復、福岡に週4往復を運航。今年12月18日からは関西線がダブルデイリー(1日2往復)になる予定。近年、マカオ国際空港の旅客数は右肩上がりの増加が続いている状況で、昨年通期の旅客数は対前年15%増の延べ826万人を記録。目下、年間旅客数キャパシティを1000万人に増やす拡張工事が進められている。

マカオ国際空港出発ロビーの椅子に設置された充電スポット(写真:CAM)

マカオ国際空港出発ロビーの椅子に設置された充電スポット(写真:CAM)

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