マカオ司法警察局がカジノスタッフを対象とした防犯能力向上のためのワークショップをヴェネチアン運営会社と合同開催

 マカオ司法警察局は10月14日、カジノの前線の職場に勤務するスタッフの防犯意識及び能力向上を目的としたワークショップをコタイ地区にあるカジノ施設「ヴェネチアン」運営会社と合同開催したと発表。ヴェネチアンのカジノフロア面積はマカオ最大規模を誇る。

 今回のワークショップでは、司法警察局から講師役としてカジノ・経済犯罪捜査に従事する刑事ら12人、ヴェネチアン側からは警備、サーベイランス、デスティネーションマーケティング、調査、法務、ゲーミングテーブル、キャッシャーなどの部門から約40人が参加した。

 ワークショップの前半は講師から司法警察局の組織と機能、マカオのカジノ施設内及び周辺エリアにおいてよく見られる犯罪の種類とそれに関連する刑法知識のほか、カジノ関連犯罪、偽造紙幣、振り込め詐欺、オンラインデート詐欺、マネーロンダリングといった犯罪の抑止策、警察への通報手順や犯罪捜査に対する協力方法などについて講義形式で紹介。後半は小グループに分かれ、座談会形式で刑事と参加者が仕事や生活の中で遭遇する治安に関する問題やその対応についてのミーティングを行い、参加を通じて防犯対応力の向上を図るとともに、積極的な通報、警察と民間の協力による防犯体制作りを呼びかけたとのこと。

 昨今、司法警察局ではカジノ運営事業者との合同で今回同様のワークショップを積極的に開催している。同局では、マカオにおけるカジノ産業の健全な発展のため、今後もカジノ関連犯罪の予防と取り締まりに全力を尽くすと同時に、カジノ業界との協力を密にし、警察と民間の協力体制の下、カジノ及び周辺エリアにおける治安秩序に維持に取り組んでいくとした。

マカオ司法警察局がヴェネチアンカジノ運営会社と合同開催した防犯能力向上のためのワークショップにおける座談会の様子=2020年10月14日(写真:マカオ司法警察局)


マカオ司法警察局がヴェネチアンカジノ運営会社と合同開催した防犯能力向上のためのワークショップにおける座談会の様子=2020年10月14日(写真:マカオ司法警察局)

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