マカオ、カジノで負けた中国本土出身の男が出前配送バイクから弁当盗む…食費を節約したかった
- 2022/4/13 12:42
- 社会・政治
マカオでも、コロナ禍でフードデリバリーサービスの利用が一般化し、市中で多くの出前配達バイクを見かけるようになった。
マカオ治安警察局は4月12日、出前配達用のバイクから二度にわたって弁当を盗んだとして、中国本土出身の50代の男1人を逮捕したと発表。
同局によれば、同月7日に2人のフードデリバリースタッフから、配達用バイクに積んでいた弁当=総額約300パタカ(日本円換算:約4500円)相当が何者かに盗まれたとする通報が相次ぎ寄せられたとのこと。通報を受け、「天眼」と呼ばれる公共エリアの監視システムを活用して被疑者の行方を追い、マカオ半島新口岸エリアにある宋玉生広場で身柄の拘束に成功したという。
被疑者は警察の調べに対して犯行を認め、動機についてはカジノで負けて金を使い果たした後、カジノや公園を点々とする中、食費を節約するためやったと供述。なお、被疑者がオーバーステイ状態にあったことも発覚したとのこと。