「ミシュランガイド香港マカオ2023」ビブグルマンカテゴリー掲載店先行発表=マカオは前年から変動なしの7店

香港・マカオでも高い知名度と信頼性を誇るグルメガイド「ミシュランガイド香港マカオ」。2008年に創刊し、以降は毎年更新版が出版されている。

 第15版となる2023年版は4月26日にマカオで星獲得店リストの発表が予定されている。

 仏ミシュラン社は4月12日、コストパフォーマンスが高いレストラン(香港マカオ版では前菜、メインディッシュ、デザートの3品で400香港ドル/マカオパタカ=約6600円以下が基準)をピックアップする「ビブグルマン」カテゴリーの掲載店リストを先行発表した。

 2023年版のビブグルマンカテゴリー掲載レストラン数は、香港が新規リスト入り6店を含む65店(前年から1店増)、マカオが前回版と同じ7店だった。マカオの掲載店リストは下記の通り。

・陳勝記(広東料理)
・祥記(麺)
・鼎泰豐シティ・オブ・ドリームズ店(上海料理)
・IFTエデュケーショナルレストラン(マカオ料理)
・六記粥麺(粥・麺)
・老記ファイチーケイ店(広東料理)
・カスチゾ(ポルトガル料理)

 ミシュランガイド国際責任者のグウェンダル・プレネック(Gwendal Poullennec)氏は今回のビブグルマンカテゴリー掲載店発表にあたり、「ミシュランガイド香港マカオの創刊時以来、当地の飲食業界は空前の成長と変貌を遂げ、ビブグルマンカテゴリー掲載店の数は当初の26店から72店へと3倍近くに増え、中でも香港の飲食業は多種多彩で創意溢れる人材を輩出し、新たに6つのカジュアルグルメを提供する店がリスト入りしたことを嬉しく思う」とのコメントを寄せた。

 2023年版の星獲得店リストは4月26日にマカオで開催するセレモニーで発表され、同日中に「ミシュランガイド香港マカオ」公式ウェブサイト及びアプリに掲載される予定となっている。

マカオ・福隆新街にある「祥記」(資料)=本紙撮影

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